281813a6.bmp第17回キンダー・フィルム・フェスティバル、栄えあるグランプリは・・・

『ムルと子犬』
フィンランド/2007年の長編映画





11名のキンダー審査員による審査会議は、審査委員長のもと、
厳粛にとりおこなわれたと報告を受けております。

会議の後、子どもたちにいろいろと感想を聞いてみました。
『ピーターとおおかみ』『マラソンガール』も投票数が多く、
最終的にはこの3作品に絞られたそうです。
『ムルと子犬』はドイツの東西戦争とベルリンの壁のことが語られていること、
また、犬を大切にする主人公ムルの優しい心などが良かった、と言っていました。

さらに、コンペティション作品を吹き替えた声優さんの中から、一番輝いていた
人に送られる声優賞は・・・

『アルマジロ創世記』の子ジャガー役をつとめた、南秋絵さん(東京アナンス学院)

そうなんです。キンダーの映画祭には、たくさんの声優を目指す学生さんも参加してくれているのです。
この映画祭にはたくさんの人々が関わり、我々も含めてたくさんの人々の成長の場でもある、
というわけだったのです。 ・・・つづく