キンダー映画祭日記

2014年10月

キネコ通信4−「心のこもったTシャツ」

こんにちは! キネコです!!


みなさんお元気ですか?

だいぶ秋めいてきましたね
栗とか、梨とか、サツマイモとか、かぼちゃとか・・・
おいしい季節です


おいしいものを片手に映画を見るのもいいですね〜。






前回はステキな先輩とお話してパワーをもらった
片山くんと川原くんのお話でした。



英語の苦手意識を克服したのかな・・・?


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はい!このとおり元気な様子


英語がわからない・・・と言っていたけれど
仲良しの友達もできたみたい



自分の思っていることを伝えたくて
夜遅くまで英語の辞書をひきながら準備もしていました!



好きなサッカーと通して交流したり、
日本語を勉強中の友達が話しかけてくれたり
少しずつソウルでの生活を楽しめるようになりました



ユース審査員がグランプリ作品を決めるために
ディスカッションをしていたときも
仲間が助けてくれたんだって!



何でもローマ字で日本語をうちこみ、
韓国語や英語に変換してくれるアプリをみつけてきてくれ
片山くんや川原くんが伝えたいことを
友人たちが協力してシェアしてくれたそう!!



ステキな仲間に出会えたね




休み時間も和気あいあい
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みんなで韓国語を一言ずつ言って文章をつくっているところ。

片山くんは発音がよくてみんなびっくりしていたね



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なかなかこっちを向いてくれなかった川原くんも
ばっちりカメラ目線(笑)

楽しい仲間が二人を笑顔にしてくれました



そして、ついに最終日に・・・

みんな、仲良く過ごした友だちと別れがたそう

「また会おうね!」と言葉を交わしながら
再会を約束していたのでした。


そしてステキなTシャツを着ているユースが!

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みんながメッセージを書いてくれたそう!!


よーーーく見ると、ほらっ!
片山くんそっくりの似顔絵まで



最初はあんなに

「帰りたい・・・」

と言っていたのに


帰るころには

「終わってみるとあっというまだったね」って(笑)


それだけ楽しめたっっていうことだね



濃ーーーい1週間、おつかれさまでした。


片山くんと川原くんは
地元に戻ったら就職活動が待っています。


ユース審査員のなかには

将来、映画監督を目指している人、

ほかの仕事、勉強をしながら映画を撮り続けたい人、

映画とのかかわりを悩んでいる人、

いろんなひとがいました。




その中で片山くんと川原くんは


「これから映画にかかわる仕事につくかまだわからないけれど、

まずは自分たちがソウルで学んできたことを後輩たちに伝えたい。」


と言って、

ソウルの映画祭を通してひとまわり成長した姿を

見せてくれたのでした



片山くん、川原くん、

1週間どうもありがとう!!







キネコ通信3 −ホッとした一時の巻

こんにちは!キネコです



このあいだまで「涼しい」と言っていましたが、
最近は「肌寒い」と思ってきました。


キネコは風邪をひいておなかをこわして大変でした
みんなは気をつけてね〜。




さてさて、今回はキネコ通信3回目。
キネコと片山くん、川原くんのソウル珍道中は
どうなったのかしら〜。



映画と英語漬けになっていたユース審査員。

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片山くんも川原くんも少しまいっている様子・・・

                              
                        

キネコも「大丈夫かなー?」と心配していたらグッドニュース


2人に会いたいという日本のお客様が


それは作品がSIYFFで上映され、舞台あいさつをひかえている
作品関係者でした。



しかも、彼女たちは片山くん、川原くんと同じ北海道の学生で
なんとなんと、昨年度キンダー・フィルム・フェスティバルの
ティーンズフィルム・コンペティションでグランプリを獲得した先輩なのです


今回映画祭に参加したのは監督の坂本優乃さんと
サウンド・ディレクターの鈴木智美さん。


彼女たちが手掛けた『茜色クラリネット』 舞台あいさつのため
参加していたのです


ステキですね〜


カッコイイですね〜





ついに4人がごたいめ〜ん




ユース審査員の片山くんと川原くんは
一足先に彼女たちの作品を見ていたので大興奮
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グランプリ受賞者の先輩だし、同じ北海道に住む仲間だし、
高校生だし(うち一人は大学生)、同じクリエーターとして話したいことがいっぱい



「神社のシーン、じゃりがあるから声音とるの難しいですよね??」


「マイク見きれないようにするのが大変だったんだよ〜」



などなどクリエーターならではの製作秘話や
将来の夢、目標などあふれんばかりに意見を交わしたのでした〜。

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そして、もちろん悩み相談も。



「英語がきびしいっす・・・」



それに対して先輩は


「大変だよね。でもどうにかなるから!!
ふりかえってみるといい経験だと思えるから
がんばって!!」


とたくましいアドバイスをくれたのでした



たくさん意見を交わし、悩みを聞いてもらい、
久しぶりに日本語のシャワーを浴び、
片山くんと川原くんは生き返ったのでしたーーー


あと先輩2人が片山くんと川原くんにステキなプレゼントをくれました!

メッセージ付き『茜色クラリネット』の公式ブックです!


キネコにたくしてくれたので
坂本さん、鈴木さん、ちゃんと2人に渡しましたよー
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そして先輩方の舞台あいさつ。



とーーーってもたくましかったです




観客のみなさんからたくさん質問があがり、


それに動じることもなく、


むしろ、その場にいられること、


たくさんの人に作り手の気持ちを伝えられることを


楽しんでいる、喜んでいる様子でした


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2人の姿がまぶしかったーーー





そしてステキなことばもくれました。



「昨年、キンダー・フィルム・フェスティバルを通してSIYFFに出会うことができ、
またこの場所に戻ってくることができました。ありがとうございます。」



キネコも感無量・・・





キネコのひとりごとだけれど・・・


若手クリエーターを派遣するのはカンタンではないのです。
準備もキンダー・フィルム・フェスティバルの直前や映画祭期間中に
重なるので毎年、「本当に派遣できるのだろうか??」と
ヒヤヒヤしながら一生懸命準備しているのです!



でも参加者からこんなにあたたかいことばをいただけると
来年もがんばらなきゃ!!って思えるのよね〜。




おっと、おしゃべりしすぎたかな。
今日はこのへんで。





片山くんと川原くんの後半戦はいかに〜???



次回につづく・・・