2月28日から開催されたモントリオール国際子ども映画祭FIFEM2015をキネコが紹介しましょう

映画祭の子どもジュリー(Jury)は4人・・・小学校2,3年生かな?
大人の国際審査員は3人。
今年は22回東京キンダー・フィルム・フェスにも参加したズリーンのマーケッタさん、
ベルギーのフィリックスさん、
審査委員長はモントリオールの有名なコメディアンでアニメーターのステファンさんでした。

その他に私たちを含めた海外ゲストは9名・・・
Allan Harmon - Director, [If I Had Wings]
Cynde Harmon - Producer, [If I Had Wings]
Elliot Cowan - Director, [The Stressful Adventures of Boxhead and Roundhead]
Arend Agthe - Director, Mon ami Raffi
Roberto Duarte – Director, Max’s Movie
以上は作品の監督。
そして、もう私の親友のドイツ・シュリンゲル映画祭ディレクターであるミカエル。
Michael Harbauer - CEO & Festival Director, Schlingel-International Film Festival
初めてお会いしました。パリの映画祭を主催するヴェロニクは知的でユニークな女性でした。
Veronique Boursier Caduc - Managing Director, Mon Premier Festival
やはり、映画祭のディレクターが揃うとそれぞれの国の問題や作品に関する情報交換をします。
一年に数回、こんな仲間と会うとモチベーションが生まれ、
辛く感じる仕事を楽しく変換させてくれるから、
この日のパーティーも大きな収穫を得る事ができました。
その中にいたドイツの映画監督アレンドさん(Arend Agthe)「出品作品:Mon Ami Raffi」
との出会いは、また素晴らしい話が生まれました。

今から22年前、キンダー・フィルム・フェスティバルの第2回で上映をした作品
「カラコム」は当時グランプリを獲得し、子役のマックスも来日しました。
映画祭終了後、作品を返送しようとしたら配給会社が倒産したため、
フィルム5巻がそのまま日本に残ってしまい、
言葉は悪いが「幽霊フィルム」になっていました。
21年間その後一度も上映することなく事務局にある事をアレンドさんに伝えると
“私の最初の作品がドイツに戻ってくることを嬉しく思う。”との事・・・
いやー 本当に良かった。すぐ送らなきゃ。

さて、映画祭の話に戻ります。
2月28日から3月8日まで9日間開催されたFIFEMでは
約10作品の長編コンペ映画と50作品を超えるショートフィルムが上映されました。
今回は子ども審査員も国際審査委員も同じ一つの作品に決定!
名誉あるグランプリはオリバー・リンガー監督の「LES OISEAUX DE PASSAGE」84分
ベルギーの作品でした。 本当におめでとう。

そして、キネコは今年の映画祭に日本の作品を紹介するために私の大好きな「こまねこ特集上映」を
日本デイとしてモントリオールの子どもたちに披露し、
1歳から6歳くらいかな? 小っちゃな子どもたちが釘づけになるくらい集中して鑑賞。
ジョアンとガッツポーズをとった瞬間は私の記憶に永遠に残るでしょう。
上映前に合田監督のメッセージを放映し、コウちゃんが日英通訳として参加。
流石!ドワーフ作品は世界に強い。
こちらも成功して良かった。

二日目、ラウンドテーブル(プレゼンテ―ション)には約50人が参加し、
ここにはカナダ全域からアニメ監督や映画祭ディレクターたちが集まった。
私たちキネコチームは日本の子ども映画祭事情の説明と
日本を代表する作品として「こまねこ」の製作者ドワーフさんと合田監督さんについてプレゼンテーションをしました。
終了後、多くの関係者から質問を頂き、キネコが“こまねこ”をしっかりとPRさせて頂きました。
そのプレゼンテーションで一緒になったNFB(National Film Board of CANADA)の
プロデューサーであるマークさんMarc Bertrandoとのミーティングも将来楽しみになってきた。

NFBと言うと第9回かな?アニメの巨匠コ・ホードマンをキンダーに迎えた事があります。
上映やワークショップを行い、そこには高畑監督も駆けつけてくれました。
コ・ホードマンはモントリオールの宝である事は有名で
空港に到着すると大きな写真が貼られている事からしても理解できます。
そして、NFBのマークさんはホードマンの作品「ルドビック」が初プロディースだった事で
私たち二人の話が盛り上がった。
「ぜひ、NFB作品を日本で紹介するプログラムを創ろう!」と・・・
たぶんこの8月は難しいが来年2016年、もしくは17年ならいけるかな・・・
いずれにしてもNFBとのコネクションができた収穫はデカいよ。
以前は問い合わせても、あまり親切な対応でなかったから、これがフレンチかっと思った事があります。

最後に今回のFIFEMでショート・フィルムを沢山集める事ができた。
それも50作品以上のパッケージ。
ジョアンさん 本当に有難う。仕事が大分助かります。
コウちゃん、いっぱい働いてくれて有難う。
モントリオールはマイナス20と寒かったけど、来て本当に良かった。


映画祭の主催者はジョアン・ブロインさん (Jo-anne Blouin)
ともかくパワフルで話の最後は必ずジョークで終わらせるという粋な方です。
一緒にいるとその勢いについて行くことが大変ですが、仕事も無駄がなく、決めたら即行動!
彼女一人で周りを引っ張って行きます。
相手がカナダ国家の映画専門家NFBでもスポンサーの劇場オーナーにも
マイペースで自分の考えを通していきます。
その毒舌(ブラック・ジョーク)で映画祭を18年運営してきました。
あの有名なイギリスのアニメーター「グラハム・ラルフ」はジョアンの事を“ジェット・シスター”と呼んでいます。
チョッと笑ってしまいましたが、まさにジョアンはモントリオール1番のクールな女性でしょう。
メイン会場は昔からあるとても可愛らしい映画館。
館内はたぶん4つくらいあるミニシネコン。
ポップコーンにはたっぷりのバターが掛かっていて一度食べたら止まらない。
ボストンから合流したコウちゃんと二人で周りを気にせず手をベタベタにし、
口元にもポップコーンのカスが付いていても“やばいこれ太るね”と言いながら食べてしまいました。
映画祭の子どもジュリー(Jury)は4人・・・小学校2,3年生かな?
大人の国際審査員は3人。
今年は22回東京キンダー・フィルム・フェスにも参加したズリーンのマーケッタさん、
ベルギーのフィリックスさん、
審査委員長はモントリオールの有名なコメディアンでアニメーターのステファンさんでした。

その他に私たちを含めた海外ゲストは9名・・・
Allan Harmon - Director, [If I Had Wings]
Cynde Harmon - Producer, [If I Had Wings]
Elliot Cowan - Director, [The Stressful Adventures of Boxhead and Roundhead]
Arend Agthe - Director, Mon ami Raffi
Roberto Duarte – Director, Max’s Movie
以上は作品の監督。
そして、もう私の親友のドイツ・シュリンゲル映画祭ディレクターであるミカエル。
Michael Harbauer - CEO & Festival Director, Schlingel-International Film Festival
初めてお会いしました。パリの映画祭を主催するヴェロニクは知的でユニークな女性でした。
Veronique Boursier Caduc - Managing Director, Mon Premier Festival
やはり、映画祭のディレクターが揃うとそれぞれの国の問題や作品に関する情報交換をします。
一年に数回、こんな仲間と会うとモチベーションが生まれ、
辛く感じる仕事を楽しく変換させてくれるから、
この日のパーティーも大きな収穫を得る事ができました。
その中にいたドイツの映画監督アレンドさん(Arend Agthe)「出品作品:Mon Ami Raffi」
との出会いは、また素晴らしい話が生まれました。

今から22年前、キンダー・フィルム・フェスティバルの第2回で上映をした作品
「カラコム」は当時グランプリを獲得し、子役のマックスも来日しました。
映画祭終了後、作品を返送しようとしたら配給会社が倒産したため、
フィルム5巻がそのまま日本に残ってしまい、
言葉は悪いが「幽霊フィルム」になっていました。
21年間その後一度も上映することなく事務局にある事をアレンドさんに伝えると
“私の最初の作品がドイツに戻ってくることを嬉しく思う。”との事・・・
いやー 本当に良かった。すぐ送らなきゃ。

さて、映画祭の話に戻ります。
2月28日から3月8日まで9日間開催されたFIFEMでは
約10作品の長編コンペ映画と50作品を超えるショートフィルムが上映されました。
今回は子ども審査員も国際審査委員も同じ一つの作品に決定!
名誉あるグランプリはオリバー・リンガー監督の「LES OISEAUX DE PASSAGE」84分
ベルギーの作品でした。 本当におめでとう。

そして、キネコは今年の映画祭に日本の作品を紹介するために私の大好きな「こまねこ特集上映」を
日本デイとしてモントリオールの子どもたちに披露し、
1歳から6歳くらいかな? 小っちゃな子どもたちが釘づけになるくらい集中して鑑賞。
ジョアンとガッツポーズをとった瞬間は私の記憶に永遠に残るでしょう。
上映前に合田監督のメッセージを放映し、コウちゃんが日英通訳として参加。
流石!ドワーフ作品は世界に強い。
こちらも成功して良かった。

二日目、ラウンドテーブル(プレゼンテ―ション)には約50人が参加し、
ここにはカナダ全域からアニメ監督や映画祭ディレクターたちが集まった。
私たちキネコチームは日本の子ども映画祭事情の説明と
日本を代表する作品として「こまねこ」の製作者ドワーフさんと合田監督さんについてプレゼンテーションをしました。
終了後、多くの関係者から質問を頂き、キネコが“こまねこ”をしっかりとPRさせて頂きました。
そのプレゼンテーションで一緒になったNFB(National Film Board of CANADA)の
プロデューサーであるマークさんMarc Bertrandoとのミーティングも将来楽しみになってきた。

NFBと言うと第9回かな?アニメの巨匠コ・ホードマンをキンダーに迎えた事があります。
上映やワークショップを行い、そこには高畑監督も駆けつけてくれました。
コ・ホードマンはモントリオールの宝である事は有名で
空港に到着すると大きな写真が貼られている事からしても理解できます。
そして、NFBのマークさんはホードマンの作品「ルドビック」が初プロディースだった事で
私たち二人の話が盛り上がった。
「ぜひ、NFB作品を日本で紹介するプログラムを創ろう!」と・・・
たぶんこの8月は難しいが来年2016年、もしくは17年ならいけるかな・・・
いずれにしてもNFBとのコネクションができた収穫はデカいよ。
以前は問い合わせても、あまり親切な対応でなかったから、これがフレンチかっと思った事があります。

最後に今回のFIFEMでショート・フィルムを沢山集める事ができた。
それも50作品以上のパッケージ。
ジョアンさん 本当に有難う。仕事が大分助かります。
コウちゃん、いっぱい働いてくれて有難う。
モントリオールはマイナス20と寒かったけど、来て本当に良かった。
