
映画祭が終わり、5日が経ちました。今日は8月22日金曜日。
今、冷静に今年の映画祭を振り返ってみると22年間のキンダー・フィルムの歴史の中で
私にとって一番満足のいく内容でした。
動員数は昨年よりも2000名以上も減ってしまいましたが、
今年の目標である“映画祭を創る我々も楽しもう”という目的を果たせた事にとても満足しています。
この目標によって大きな成果はスタッフやボランティアさんたちの達成感は増し、
過去のピリピリしていた映画祭内の雰囲気では作れなかった“参加したスタッフが
よりキンダー・フィルムのファンになる”これが未来の観客としていずれ戻って来る事が
大きな成果だと確信しました。
全ては責任者である私の舵取りの仕方でこんなに変わるとは私自身驚いていますし、過去の運営を思い出すと間違いの多い事にも気づかされました。
22回は2000名以上も動員数が少なかった理由は、
キッチリと予算内で映画祭を完成させようとした結果、
例年、東京都にお願いし配布していた学校配布(予算70万円)を削り、
京王沿線の新聞折り込みチラシ(予算80万円)、
その他にも全広告費(50万円)も削除した事からだと考えられます。
広告費用は調布市内の小学校、幼稚園配布25000枚と無料のパブリシティーだけ・・・
しかし、22回のキンダー・フィルム・フェスに1万人の来場があったという事は、
戸田恵子さんや中山秀征さん、内田恭子さんらが多忙な中で多くのPRに参加して頂いた事や
キンダー・フィルムのファンの皆さんの口コミで動員できたからだと思います。
主催者代表として反省している事もあります。
特に戸田さんや中山さん、内田さん、ルーさん、
その他の応援して頂いている出演者の皆さんが多くの時間を費やして作品の練習をし、
最終日本番を迎えたのに満席にできなかった事です。
これは来年同じ失敗を繰り返さない様、
削減した広告予算を私の営業でしっかりと取戻して来年度はPRを充実させます。
最後に今年も多くの方に支えられてキンダー・フィルム・フェスティバルは継続できている事に
心から感謝しています。
映画祭はボランティアの方無くして成功はできません。
本当に多くの・・・多くの協力があって完成できました。
どんなピンチも乗り越えられるメンバーがキンダー・フィルム・フェスティバルには集まっています。
頑張ってくれた皆さんの顔が忘れられません。
参加して頂いている全ての皆さんに心から感謝しています。
東京国際映画祭の椎名さま、シダックスの志太さま、セコムの安田部長さま、小松さん、
京王電鉄広報部の皆様、映画連盟の華頂さん、
ソニークリエイティブ古川さん、日本アニメーションの本橋さん、
南観光の中沢さま、アメリアさん! 協力会社の皆さん、朝日新聞さん、
キンダー・フィルム理事会の小畠先生、須長先生、長谷川さん、河野さん、
さやかさん、クラスの声優のみんな、キンダー事務局のスタッフさん、
通訳・翻訳の皆さん、神代高校のみんな!大使館の皆さん、
一般ボランティアの皆さん、事務局ボランティアの皆さん、技術の皆さん、
キンダー審査員と保護者の皆さん、バルーンや装飾の皆さん、大道芸の皆さん、
スリジェの社長、カメラマン!舞監チーム、作品協力のドワーフさん、
角川さん、ジブリさん、調布市さん、アーツカウンシルさま。
昼間さん映像チーム、
JOYくん、櫻井くん、カイクラフトのみんな!
ボストンのコウさん
頼りになる藤木さん
本当にお疲れ様でした。
また、来年も宜しくお願い致します。
キンダー・フィルム・フェスティバル
フェスティバル・ディレクター 田平美津夫