
Giffoniレポート!今日は上映作品と会場内の様子をお伝えします。
今日みた作品で、会場内が涙につつまれた作品・・・
『THE FINISHIERS』(フランス/2013/90分 +13歳)

車椅子で内気な息子と、堅物で息子の障害に目を向けようとしなかったお父さんが、
一緒に「トライアスロン」に挑戦するお話。
他の上映があり、途中からふらっと足を運んだのですが・・・
最後のトライアスロンのシーンでは、会場内の子どもたちから
「頑張れ!あともう少し!」と声をかけたり、大きな拍手がおきたり・・・
一緒に映画の中に入っているかのような一体感でした。
対象年齢は、13歳以上とされていたので、
日本のキンダーには少し上かもしれませんが
会場が一体となる感じは、世界の映画祭でも共通ですね。
他には、今年の8月のキンダーでも上映されるこの2作品が
ジフォーニもノミネートされていました!
『ちいさなバイオリニスト』(オランダ・ベルギー/90分)
★キンダーでの上映日:8/13(水)18時〜

『ティンカン』(ロシア/3分)
★キンダーでの上映日:8/14(木),15(金)、監督さん来日&ワークショップ開催!

残念ながらジフォーニでも上映日はまだ先なのですが
きっと、会場が一体となることでしょう・・・
『ちいさなバイオリニスト』は、ベルリン国際映画祭でも上映されていたので
世界中の映画祭で評価されているんですね。
みなさん、ご期待下さいね!
話を戻して・・・ジフォージでは上映終了後に子どもたちからのQ&Aがあるのですが
先ほどの『THE FINISHIERS』のQ&Aは何と1時間!
みんな自分の感想や思いを伝えたくて、挙手が止まりません。
それほど感動したんですね。


この会場だけでも、モンテネグロ、クロアチア、モスクワ、韓国・・・
世界中の子どもたちが参加していました。
すごいのは、みんな英語でQ&Aをし、ディスカッションすること!!!
ちょっと英語が苦手な子どもも中にはいるようなのですが
一生懸命、自分の言葉で英語で、作品の思いや、質問を映画祭のディレクターにぶつけます。
こちらは、ちょっと対象年齢が小さい、6歳〜の上映会場。
昨日の、宇宙空間、とお伝えした会場です。

この会場に入るまでが、、、戦争で。
日本みたいに、きちんと並んだりしなく
一斉に子どもたちが会場入り口に群がるのですが
もう、みんな(大人たちも)必死です!


この6歳〜の会場を仕切るのは、ジュリアさん(緑いろの髪の女性)
先日ご紹介した、マンリオ同様、会場内への案内から、進行まで一人で行います。
ちょっとだけ怖そうなルックスですが、、やっぱり子どもたちには大人気!
ジフォーニのディレクターたちは、子どもたちとの距離が近く、
上映前の「前説」で、子どもたちのテンションをあげるのが本当に上手です。

最後に・・・ジフォーニの人気者&去年のキンダーの国際特別審査員長のマンリオさんに
今年のキンダーの映画祭の情報を少しお話しして・・・
キンダーの今年のオープニング作品実写版『ピノキオ』の事をお話しすると、
ヨーロッパではみなさんこの作品をしっているようでアメージング!と驚いていました。


そして、マンリオさんも大好きなラブリーキャット!といっていた、
キンダーの守護神「キネコ」はゲストラウンジにも出現!
もしかして、、キネコのインタビューされるかも!?
22ndキンダー・フィルム・フェスティバル
2014/8/13(水)〜17(日)
調布市グリーンホールにて開催!